奈良・吉野の佐藤優氏を囲む勉強会に参加しました。

テーマは、「3.11」以後の日本を考える、で、主催は雑誌「月刊日本」。

20日から22日まで。集まってきたのは、週刊金曜日の記者、出版社の編集者のほか、佐藤優さんのファンなど約40人です。佐藤さんの後輩の同志社大学神学部の学生のほか、元枚方市長や政治活動家など参加し、右だけではなく、左のほうの人までさまざまでした。
2泊3日、1講義約2時間から2時間半で、4コマ。新刊「3・11クライシス」、「日本国家の神髄」をテキストに実に密度の濃い、刺激的な内容だった。講義の内容は、近くまとめて緊急出版されるとのこと。

みなさんは「後醍醐天皇に呼ばれてここにきたのですよ」と語る佐藤さん。吉野の地と佐藤氏の話にひかれて私もはるばるここまできたのは、結局、そうなのかもしれない。

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講義の合間に、西行庵まで散策。青葉若葉の美しい5月の薫風を満喫した。だが、好天に恵まれた土曜日にもかかわらず、外国人観光客にはほとんど出会うこともなかった。ここも「東日本大震災」の影響で、さびしかった。