2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

山折哲雄講演会を主催して

「いま、大阪の文化を考える」と題した連続講演会で29日、宗教学者、山折哲雄さんに「大阪と人情について」との内容で語っていただきました。長谷川伸を中心とした「義理人情」の世界から始まり、「親鸞もまた人情家である」と独自の親鸞像を語り、大阪の近…

破損した脳、感じる心―高次脳機能障害のリハビリ家族学

(いただいた本から) 著者の犬塚芳美さんから ある夜酔っぱらって後頭部を強打。生死の境をさまよい、片麻痺や高次脳機能障害という障害を抱える身に、夫がなった。きのうまで元気だったのに、計算もできない。左右の概念がない。視野が狭くなる。右半身に…

天と地と樹の美術館 人と動物の美術館

(いただいた本から)オフィスアイ・イケガミ代表の池上泉さんから●天と地と樹の美術館 吉野信の写真と文章で綴るフォトエッセイ。永年に渡り現地取材した月、星、太陽、オーロラなどの自然現象やベンガルタイガー、巨大ムースなどの野生動物の姿を見せる。…

子どものギモンに答える本

(いただいた本から) 子どものギモンに答える本―急に聞かれても困らない!お母さんのてびき [単行本] 高橋幸子 (著) 「はなかみ通信」の発行者、高橋幸子さんから。 「子どもは鋭いギモンをもっています。大人がとうに忘れたこと、考えても無駄だと思うこと…

東京下町噺―亀井堂ものがたり―

(いただいた本から) 審美社社長、韮澤謙氏から 明治、大正、昭和の東京下町、浅草、本郷、上野、日本橋を、関東大震災、東京大空襲にもめげず生きた、ある孤児の数奇な生涯。 著者 佐々木/雅發 昭和15年東京生まれ。早稲田大学文学部卒。同大学大学院博士…

物語としての社会科学

(いただいた本から) 京都自由大学の理事長、竹内真澄・桃山学院大学教授から。 「世界的横断と歴史的縦断から位置づけ直される世界社会,日本・日本人像。人称論を掘り下げて社会科学に視座の転換を迫る。」と紹介されています。世界社会の現在と生存権の…