「スコットランド酔夢紀行ーシングルモルツへの旅」
(いただいた本から)
「スコットランド酔夢紀行ーシングルモルツへの旅」
佐々木幹郎著
内容紹介
無類のウイスキー通である詩人・佐々木幹郎が、東京、大阪の知られざるバーで、そして聖地スコットランドの蒸溜所まで出向いて、最高の銘酒を破顔痛飲する極上のエッセイ! 日本で始めてウイスキーを作ったNHKの朝ドラ『マッサン』の舞台、山崎・余市にも足を伸ばし「魂の水」を堪能する。思わずウイスキーが飲みたくなる1冊。
【目次】
第一部 スコットランドで飲む(マッカラン、ザ・グレンリベット、クラガンモア、ボオモア蒸溜所ほか)
第二部 秘密の酒蔵で飲む(赤坂「ですぺら」、大阪「バー・リー・アイラ」ほか)
第三部 山崎と余市で飲む
【著者について】
1947年、奈良県生まれ。詩人。中原中也研究の第一人者として知られ、1988年、『中原中也』(筑摩書房)でサントリー学芸賞受賞。1992年、『蜂蜜採り』で高見順賞受賞。2002年、『アジア海道紀行--海は都市である』(みすず書房)で第54回読売文学賞・随筆紀行賞受賞。サントリー地域文化賞選考委員。写真は齋藤亮一。
内容(「BOOK」データベースより)
シングルモルトの味と香りを語ることは、人生を語ることに似ている―エジンバラ、スペイサイド、アイラ島、山崎、余市…酒を飲み、造り手を訪ね、その土地の空気に触れながらめぐった蒸溜所とバー、出会った人々とは―スコットランドと日本をつなぐ、ほろ酔いの旅。最高の銘酒を破顔痛飲する極上のエッセイ!
写真集「無常の菅原商店街」
(いただいた本から)
無常の菅原商店街 単行本(ソフトカバー) – 2015/7/1
太田 順一 (著)
震災20年、神戸市長田区菅原商店街。
生命の痕跡にシャッターを切り続けてきた太田順一の写真集。
震災の焼け野原をおがむように撮り進められた写真31点に、
おびただしい人間の生死をみつめつづけてきた大和の風景が寄り添う。
1=「無常の菅原商店街」31点
2=「無常の大和風景」116点
出版社からのコメント
「時代をこえて、
足元には
同じ地面が
広がっている
私は戦争による空襲を知らない。
だが阪神大震災のとき一面がれきの焼け野原を見た。
この群集の街が、今、突然消えたとしても、
それはべつだん不思議なことではない。
私のふるさと大和の町や山野を歩いていて、
折にふれ浮かんだ思いは、こうだ。
「季節はめぐり、ものはみな風景となっていく。私もまた。」
(『無常の菅原商店街』 太田順一 あとがき より)