教育×原発

(お送りいただいた本から)

教育×原発 操作される子どもたち
佐々木賢 (著)
価格: ¥ 1,680

 今年7月、出版と同時にお送りいただきながら、紹介するのが遅くなりました。
 佐々木さんは、私が東京の教育取材班にいたときからご教示いただき、その後、本を出される度にお送りいただいています。
 教育者として原発にみられる日本社会のひずみを鋭く指摘されておられます。
 あとがきに
 「私たちは知らないことや知らされないこと、意識しないと知ろうとしないことが、なんと多いことか。今のことも、未来を予測する方法も知らない。それは教育心性と教害、原発事故の心性操作が続いているからだが、時代の証人として、これからも延々と知る努力はしなければならない。」
 と書かれておられます。同感です。

内容(「BOOK」データベースより)
誰にとって不都合な真実か。効率優先で歪られた教育の場では、原発こそが豊かな社会を約束すると、ばら色の幻想が撒き散らされる―。グローバリズム新自由主義の下、独占資本がメディアを動員し夢を売り続る、「心性操作」の諸相を鋭く撃つ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐々木 賢
1933年、中国・瀋陽の生まれ。高校教師として教育にあたった後、現在は、神奈川県高等学校教員会館・教育研究所共同研究員、日本社会臨床学会運営委員、夜間給食を守る市民の会代表など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)