「吉本隆明と『二つの敗戦』−近代の敗北と超克」

(お送りいただいた本から)

吉本隆明と『二つの敗戦』―近代の敗北と超克」
とよだ もとゆき著


 20年ほど昔、雪の高野山で泊まりがけで開かれた「村上春樹」シンポジウムで出会って以来の友人。村上春樹論や吉本隆明論で斬新な論評を次々と発表している。
その新著。

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 表紙には

青春時代の不気味な予言
「大衆の原像」というOS
原発と「科学の進歩」
史観の拡張」は実を結んだか
ハイデガーの技術論と吉本
「存在の論理」と贈与
小林秀雄と吉本と第三の「宿命」

 と書かれてある。
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とよださんは
1947年、東京都生まれ。出版・IT企業などに勤めたあと、現在はフリーで執筆活動。著書に「村上春樹小阪修平の1968年」(2009年、新泉社)など。ほかに深海遥の名前で「村上春樹の歌」「ユーミンの吐息」などがある。

1500円
発行日2013年6月10日
発行所 脈発行所
〒900-0002 那覇市曙待ち3-20-1
E-MAIL: higa@nirai.ne.jp
ISBN978-4-9906614-6-5 C0095