「掌の詩集」西原大輔著

(お送りいただいた本から)

 私あてにお送りいただいた本にも何のコメントをしないまま、たくさんたまりつづけています。浮世の義理を欠き続けていますが、いただいたことの記録を兼ねてまた、本を紹介していきます。

 今回は「掌の詩集」は、西原大輔さんが七五調4行、5行の定型で書き「七五小曲」と名付けた詩の小品集です。
 文庫本半分ほどの手のひらサイズのきれいな本で、箱入りです。本を開き、読んでみると、とても心にぴったりとくる懐かしいリズムがよみがえってきます。


西原さんは現在、広島大学大学院教授で、一〇数年前、国際日本文化研究センターの共同研究でお会いしました。童顔で、繊細な感じの人でしたが、その後、「谷崎潤一郎オリエンタリズム」という名著も出され、ご活躍されています。
本の紹介はこのページをご覧ください。
http://www.shichigatsudo.co.jp/info.php?category=publication&id=tenohiranoshishu