破損した脳、感じる心―高次脳機能障害のリハビリ家族学

(いただいた本から)
著者の犬塚芳美さんから


 ある夜酔っぱらって後頭部を強打。生死の境をさまよい、片麻痺高次脳機能障害という障害を抱える身に、夫がなった。きのうまで元気だったのに、計算もできない。左右の概念がない。視野が狭くなる。右半身に麻痺がある・・・・・・。ああ、私ひとりでどうしたらいいの?でも夫を治すのは私しかいない。 数を数える。発声練習のため般若心経を唱える。俳句を作る。散歩に連れ出す。着替えを手伝わない。看護師も舌を巻くスパルタ・リハビリ師となって、見事な復活をサポート。 運と努力と家族のがんばりで、高次脳機能生涯を乗り切った家族の記録。高次脳機能障害をけっしてあきらめないで。(アマゾンの紹介文から)

内容(「BOOK」データベースより)
 夫はジキルとハイド。計算はできないけれど、俳句を作る。左も右も言えないけれど、映画を論じる。脳の不思議と知性の無限。夫の脳は私が治す―。運と努力と家族のがんばりで、高次脳機能障害を乗り切った家族の記録。

単行本(ソフトカバー): 230ページ
出版社: 亜紀書房 (2012/9/15)
言語 日本語
ISBN-10: 4750512222
ISBN-13: 978-4750512228
発売日: 2012/9/15