グローバル市場原理に抗する静かなるレボリューション: 自然循環型共生社会への道

(お送りいただいた本から)

グローバル市場原理に抗する静かなるレボリューション: 自然循環型共生社会への道 [単行本]

小貫 雅男 (著), 伊藤 恵子 (著)

価格:¥ 3,990
内容(「BOOK」データベースより)
 21世紀人々は、大地への回帰と人間復活の高度自然社会への壮大な道を歩み始める。週休五日制の「菜園家族」型ワークシェアリングのもと家族を、そして地域を基盤に築く市場原理に抗する免疫的自律世界、大地に根ざした精神性豊かな生活世界の創造。

著者について
滋賀県立大学名誉教授 里山研究庵Nomad主宰

368ページ
出版社: 御茶の水書房 (2013/7/1)
ISBN-10: 4275010353
ISBN-13: 978-4275010353
発売日: 2013/7/1

吉村元男の「景」と「いのちの詩」

(お送りいただいた本から)

吉村元男の「景」と「いのちの詩」 (シリーズ人と風と景と) [単行本]
村 元男 (著)

¥ 1,470

内容紹介
 本書に登場する四つの作品に従事できたことは、風景造園家としてきわめて僥倖な機会に恵まれたからでした。これらの作品が今日までも美しく、いのちの輝きを増しながら、ほぼ設計当時の趣意が保たれ、維持管理され、着実に成熟していることに、それらを訪れるたびに感激し、それらのいのちに感謝の念を禁じえないでいます。

庭園は生命の集合体でできた風景で、人間の赤ちゃんと同じ出発点から始まります。その生命の集合体は、草花、樹木、昆虫、鳥、魚、そして土の中の計りしれない数のバクテリアなどのいのちが互いに絡みあって、一つのたくましい調和のリズムを生み出し、成長してゆくのです。その軌跡は、数多くの人びとの知恵と技と情熱によって導かれたものです。庭園が幾多の風月をへて俗の垢を吸い取り、浄化する力をもって成長してゆくことは、それ自体がいのちの奇跡です。万博記念公園の40年を超える奇跡に歓喜の涙が溢れます。

風景は時代とともに移り変わります。千里丘陵の300ヘクタールの田園・竹林を破壊して開催された1970年の日本万国博覧会の多くのパビリオンは、半年の寿命で破壊されました。その跡地に博覧会開催を記念する公園が誕生しました。自然破壊、パビリオン建設と破壊、そして万博記念公園の自然再生。丹下健三氏の「お祭り広場」の大屋根が取り払われ、岡本太郎氏の「太陽の塔」が残され、その間に万博の森がすくすく育ってきました。万博記念公園は、二度の破壊への鎮魂の風景です。
(吉村元男)

著者について
吉村元男(よしむら・もとお)
風景造園家
1937年、京都市に生まれる。
京都大学農学部林学科造園学専攻卒業。
(株)環境事業計画研究所所長、鳥取環境大学教授をへて、現在、(株)環境事業計画研究所会長、地球ネットワーク会議代表。この間、奈良女子大学大阪大学京都工芸繊維大学鳥取大学などで非常勤講師を歴任。

作品に、「万博記念公園の基本設計・実施設計」(日本造園学会賞)、「鎮守の森の保存修景研究」(環境省環境優良賞共同)、「新梅田シティ」(大阪府都市景観最優秀賞、建設省都市景観大賞共同)、「白鳥公園」(名古屋市景観賞)、「都市公園での功労」(北村徳太郎賞)などがある。

84ページ
出版社: 京都通信社; B5変版 (2013/7/2)
ISBN-10: 4903473716
ISBN-13: 978-4903473710
発売日: 2013/7/2

大阪自由大学通信9号です。

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2013年8月1日      (転載・転送歓迎)
大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 9号
                        学長 木津川 計
                        http://kansai.main.jp/
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●企画のご案内

・公開サロン
 ☆「万葉びとのこころ」 講師 上野誠さん(奈良大学教授)
  8月7日(水)午後6時半〜8時、おおさかシニアネット。
 http://kansai.main.jp/swfu/d/uenomakoto2013080701.pdf
 
 ☆「タイガースって何だ!」 講師 玉置通夫さん(元毎日新聞編集委員)
 第1回 8月28日(水)「誕生秘話」
 第2回 9月4日(水)「電鉄本社との不思議な関係」
 第3回 9月11日(水)「なぜ熱狂させられるのか」
  18:30〜20:00、大阪自由大学北浜教室
 http://kansai.main.jp/swfu/d/tigars01.pdf
 
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(その他の講座など開催予定)

● 歴史講座「大阪精神の系譜―その源流を探る」

 府市統合の動きが加速する中、「都市・大阪」のありようが注目を集めていま
す。近現代史を振り返りながら、何が「都市・大阪」の軸を形成してきたのか、
その「大阪精神の系譜」の源流をたどる作業を進めていきます。
 明治・大正から昭和初期を対象にした第1期「近代化への挑戦」の3回は大好
評でした。今月から第2期「『民都』の光と影」に入り、第3期「戦前の時代」
の内容も決まりました。
 
■第2期「『民都』の光と影」■

 小林一三(阪急グループ創業者)が「民衆の大都会」と呼んだ大正から昭和に
かけての大阪。その「民都」で何が起きていたのか。「帝都」東京との違いは?

 第5回 8月 2日(金)「『私鉄王国』の成立−『帝都』と異なる独自性」
     講師 奈良大学教授 三木理史さん
 第6回 9月20日(金)「なにわの沖縄―出稼ぎから定住へ」
     講師 関西沖縄文庫 金城馨さん
 http://kansai.main.jp/swfu/d/osakaseisin201.pdf
 http://kansai.main.jp/swfu/d/osakaseisin202.pdf
 
■第3期「戦前の時代」■

 「商都」に「軍都」の側面があったことを物語る大阪砲兵工廠。交差点で起き
た兵士と巡査のもめごとが陸軍と警察の対立にまで発展した「ゴーストップ事件
。その頃、1人の「漫才作者」が誕生していた。「戦前の時代」から見えてくる
大阪精神とは―。
 
 第7回 10月18日(金)「大阪砲兵工廠の75年―工業近代化から大空襲へ―」
     講師 武庫川女子大学名誉教授 三宅 宏司さん
 第8回 11月15日(金)『ゴーストップ事件』の真相―なぜ警察と陸軍が対立
したか―」講師 宝塚大学教授 朝野 富三さん
 第9回 12月14日(土)「わが父、秋田實の背中―漫才作者の「戦争と笑い」
―」  講師 童話作家  藤田 富美恵さん

 会場は第5,8,9回がキャンパスポート大阪、第6,7回がおおさかシニア
ネット。下記のホームぺージなどでご確認ください。
 いずれも参加費1000円。定員40人(先着順)
 http://kansai.main.jp/swfu/d/osakaseisin3ki01.pdf

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● 民博連続講座「“斜界学”のススメ――常識をくつがえす技術」

 21世紀のいま、多文化共存の世界を築いていくためには、これまでの常識をく
つがえし、世界を縦、横、特に斜めの視点から見つめ直し、新しい視野を切り
拓かなくてなりません。国立民族学博物館の若い研究者のさまざまな問いかけ、
取り組みを通して、日本と世界、あるいは人類としての課題を語り合いませんか。
 
 第4回8月30日(金)「伝統芸能を紡ぐ若者たち」
     講師 呉屋 淳子さん(国立民族学博物館研究員)
 第5回9月13日(金)「人類学で『いじめ』を読む」
     講師 加賀谷 真梨さん(国立民族学博物館研究員)
 いずれも18時半から大阪自由大学会議室。定員20人(先着順)。
 参加費1000円
 *会場が変更になりました。ご注意ください。
 http://kansai.main.jp/swfu/d/minpakugoya2013083001.pdf
 
●森西真弓さんの歌舞伎鑑賞講座「歌舞伎を楽しむ」

 第1回 11月11日(月)「成立と特色」
 第2回 11月25日(月)「舞台と演技」
 第3回 12月 9日(月)「演目の分類」
  いずれも18時半から20時、おおさかシニアネット。
  定員 40人(先着順)。参加費1000円

歌人道浦母都子さんによる短歌講座「短歌の楽しみ」

 第2期を11月16日(土)から再開します。続いて12月21日(土)。
   14時〜16時、キャンパスポート大阪。
   定員 20人(先着順)。参加費1000円

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●懇話会「いまを語る―大阪自由大学のつぶやき―」

 激動する世界をどのように読み解き、何を伝えていけばいいのでしょうか。景
気回復の見通しは不透明で、日本の外交、TPP、社会保障など難問は山積して
います。まずは、身近な、足元の課題からぼちぼちと語りあってみたいと思いま
す。ひとまず大阪自由大学のスタッフをはじめ、応援団のみなさんにさまざまな
問題提起をしていただきます。気楽にご参加ください。

 第1回 10月1日(火)「安倍改革と大阪の教育」池田知隆(ジャーナリスト)
 第2回 10月8日(火)「大阪精神とはなにか」安村俊文(元新聞記者)
 第3回 10月15日(火)「体罰について考える―日本スポーツ界の課題―」玉
置通夫(大阪スポーツマンクラブ副会長)
 第4回 10月22日(火)「テレビとナショナリズム―語学番組を通して―」阿
部清比古(元テレビディレクター)
 第5回 10月29日(火)「大阪文学の可能性は」今西富幸(ジャーナリスト)
 第6回 11月6日(水)「大阪の不健康―太閤さんの昔から―」小野啓郎(大阪
厚生年金記念病院名誉院長)

時間は、午後6時半から8時。毎週火曜、最終回のみ水曜。
会場は、大阪自由大学北浜教室。定員20人(先着順)
参加費は、1000円(ただし会員は無料)
http://kansai.main.jp/swfu/d/imakataru01.pdf

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詳細な開催日時、場所は大阪自由大学ホームページ
 http://kansai.main.jp/
をご覧ください。

 大阪・自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題にかぎら
ず、いまの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについ
てご意見、ご提案をお寄せください。
 
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大阪自由大学 大阪府吹田市豊津町9−22 大同門ビル5階(〒564-0051) 
電話 06−6386−4575  FAX 06−6386−1893
E-mail: kansaiforum@gmail.com  URL: http://kansai.main.jp/
                        発行責任者 池田 知隆
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会場が変更になりました。ご注意ください。

http://kansai.main.jp/swfu/d/minpakugoya2013083001.pdf
歌人道浦母都子さんによる短歌講座「短歌の楽しみ」を開催中。
次回の第3回は7月13日(土)14時〜16時、キャンパスポート大阪。
  定員 20人(先着順)。
http://kansai.main.jp/swfu/d/uenomakoto2013080701.pdf
● 歴史講座「大阪精神の系譜―その源流を探る」
 府市統合の動きが加速する中、「都市・大阪」のありようが注目を集めていま
す。近現代史を振り返りながら、何が「都市・大阪」の軸を形成してきたのか、
その「大阪精神の系譜」の源流をたどる作業を進めていきます。
 明治・大正から昭和初期を対象にした第1期「近代化への挑戦」の3回は大好
評でした。続いて今月から第2期「『民都』の光と影」に入ります。
■第2期「『民都』の光と影」■
小林一三(阪急グループ創業者)が「民衆の大都会」と呼んだ大正から昭和にか
けての大阪。その「民都」で何が起きていたのか。「帝都」東京との違いは?
第4回 7月20日(土)「初代通天閣物語―大正アナキストと借家人同盟」
     講師 大阪府立大学准教授 酒井隆史さん
第5回 8月 2日(金)「『私鉄王国』の成立−『帝都』と異なる独自性」
     講師 奈良大学教授 三木理史さん
 (上記の会場は、キャンパスポート大阪)
第6回 9月20日(金)「なにわの沖縄―出稼ぎから定住へ」
     講師 関西沖縄文庫 金城馨さん
 (上記の会場は、おおさかシニアネット)
http://kansai.main.jp/swfu/d/osakaseisin201.pdf
http://kansai.main.jp/swfu/d/osakaseisin202.pdf
いずれも午後6時半から8時半、参加費は1000円(資料代)。定員は40人。詳細は
大阪自由大学ホームページ
http://kansai.main.jp/
をご覧ください。
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大阪自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題にかぎらず、
いまの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについてご
意見、ご提案をお寄せください。
//////////////////////////////////////////////////////////////////////大
阪自由大学 大阪府吹田市豊津町9−22 大同門ビル5階(〒564-0051) 
電話 06−6386−4575  FAX 06−6386−1893
E-mail: kansaiforum@gmail.com  URL: http://kansai.main.jp/
発行責任者 池田 知隆
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大阪自由大学通信8号です。

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2013年7月1日      (転載・転送歓迎)
大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 8号
                        学長 木津川 計
                        http://kansai.main.jp/
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●企画のご案内
・下出祐太郎サロン
 「世界に広がる蒔絵‐日本の伝統技の深さと魅力」
  7月18日(木)午後6時半〜8時、おおさかシニアネット。
http://kansai.main.jp/swfu/d/shimode2013071801.pdf
・牧田満知子サロン
 「死は自己決定できるか―オランダの「安楽死」法から考える」
  7月25日(木)午後6時半〜8時、おおさかシニアネット。
http://kansai.main.jp/swfu/d/makitamachiko20130725.pdf
上野誠サロン
 「万葉びとのこころ」
  8月7日(水)午後6時半〜8時、おおさかシニアネット。
http://kansai.main.jp/swfu/d/uenomakoto2013080701.pdf
・森西真弓さんの歌舞伎鑑賞講座「歌舞伎を楽しむ」
<第1回> 11月11日(月)「成立と特色」
<第2回> 11月25日(月)「舞台と演技」
<第3回> 12月 9日(月)「演目の分類」
  いずれも午後6時半から8時、おおさかシニアネット。
(その他の講座など開催予定)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
● 民博連続講座「"斜界学"のススメ――常識をくつがえす技術」
 21世紀のいま、多文化共存の世界を築いていくためには、これまでの常識をく
つがえし、世界を縦、横、特に斜めから視点から見つめ直し、新しい視野を切り
拓かなくてなりません。国立民族学博物館の若い研究者のさまざまな問いかけ、
取り組みを通して、日本と世界、あるいは人類としての課題を語り合いませんか。
 第4回8月30日(金)「伝統芸能を紡ぐ若者たち」
     講師 呉屋 淳子さん(国立民族学博物館研究員)
第5回9月13日(金)「人類学で『いじめ』を読む」
     講師 加賀谷 真梨さん(国立民族学博物館研究員)
いずれも18時半から大阪自由大学会議室。定員20人(先着順)

「吉本隆明と『二つの敗戦』−近代の敗北と超克」

(お送りいただいた本から)

吉本隆明と『二つの敗戦』―近代の敗北と超克」
とよだ もとゆき著


 20年ほど昔、雪の高野山で泊まりがけで開かれた「村上春樹」シンポジウムで出会って以来の友人。村上春樹論や吉本隆明論で斬新な論評を次々と発表している。
その新著。

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 表紙には

青春時代の不気味な予言
「大衆の原像」というOS
原発と「科学の進歩」
史観の拡張」は実を結んだか
ハイデガーの技術論と吉本
「存在の論理」と贈与
小林秀雄と吉本と第三の「宿命」

 と書かれてある。
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とよださんは
1947年、東京都生まれ。出版・IT企業などに勤めたあと、現在はフリーで執筆活動。著書に「村上春樹小阪修平の1968年」(2009年、新泉社)など。ほかに深海遥の名前で「村上春樹の歌」「ユーミンの吐息」などがある。

1500円
発行日2013年6月10日
発行所 脈発行所
〒900-0002 那覇市曙待ち3-20-1
E-MAIL: higa@nirai.ne.jp
ISBN978-4-9906614-6-5 C0095

「超話せる! 守誠の・ゆるゆる・簡略英語」

(お送りいただいた本から)

 長年、親しくさせていただいている守誠さんの新著です。今年、80歳になるとはいえ、いつも若々しく、その活動ぶりにはいつも畏敬の念を抱いています。

「超話せる! 守誠の・ゆるゆる・簡略英語」

守誠 (著)
¥ 1,260

(内容紹介)
難しい文法や、ややこしい語法など、日本人が英語を学ぶときに誰もが一度はつまずく「正統派英語」を全部捨てます! 「これだけで英語は通じる」ことがわかる、驚きと感動の1冊。類書は一切なし!

動詞はすべて規則変化!3単現のsは使わない!未来形は使わない!関係代名詞は使わない!通じる会話のために、不要な文法はこのさい全部捨てませんか。きっと肩の荷が下りるはずです。大丈夫、細かな文法なんて気にしなくても、ちゃんと通じますよ。
明日香出版社 (2013/5/24)
ISBN-10: 4756916244
ISBN-13: 978-4756916242

守さんは名古屋市立大学特任教授
1933年横浜生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。総合商社に32年勤務したあと大阪国際大学、愛知学院大教授などを経て現職。